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キロクのブログ

変わりゆく風景やものを単なる私的思い入れで記録中。意外とのんびりしてられない。

昭和の喫茶店:パーラー・キムラヤ(港区新橋)

オシャレなカフェもいいけど、「純喫茶」と呼ばれるレトロな喫茶店も好き!今回行ったのは、新橋駅前ビル1号館の地下にある「パーラー・キムラヤ」。昭和41年創業だそう。

フルーツポンチ。
短く切られたストローが2本。アベック(←カップル)向けということらしい。茎がついたチェリーのシロップ漬けも懐かしい!仕入がよいのか、普段スーパーで買ってるフルーツより全然おいしい!

プリンアラモード。

子供の頃に食べた懐かしい昭和の味をそのまんま。生クリームは甘さ控えめで、あっさり。いつから生クリームは、あんなにくどくなったのだろう?
厚みのあるどっしりとしたガラスの器も、この頃すっかり見かけない。

 

軽食では、パスタ・・じゃなくて、スパゲティを頂いた。
純喫茶では、ナポリタンとミートソースの2種類。カルボナーラとかペペロンチーノなんてアリマセン。

麺がくっつかない程度の油しか使わずに炒めてあるので、カロリーもそれほどでもないかも。昭和時代の写真を見ると今よりも太った人が少ないのは、肉体労働が多かっただけじゃなく、外食の機会も少なく、食べたあとにギットリとした油が残るようなメニューなんてなかったから、とも言えそう。

トクホの食品やサプリもいいけど、油や塩や砂糖を控えめ「昭和食」を取り入れては?

もちろん、店内も昭和っぽい。

椅子やテーブルも小さめ。4人掛けでも男性4人で座ったらはみ出すこと必至。たった1世代で、日本人の体格も随分よくなったということか。

運よく、店主のご婦人から話を伺うことができました。
戦後の新橋は大きな闇市があって、ヤクザの抗争もすごかったのだという。当時の都知事が、このままじゃいけないと、駅前を再開発して今のこの駅前ビルを建設することを決定、その地で商売をやっていた人達を優先的にテナントとして入居する権利を与えられたという。パーラー・キムラヤさんは、その時にからここで営業している。

当時は関東大震災の痛みを知る人達も健在。このビルが低層は3角形に、中高層はL字型のフロアになっているのは、震災の直接的な痛みから生み出された免震対策ということらしい。

 

食品サンプルも懐かしい。

 

最後になっちゃったけど、ここが入口です。
今時の「カフェ」とは全然違うけど、入りにくくはないと思います・・と書くと、いかにも、昭和育ちのレビューだよね(笑)。

 

東京都港区新橋 2-10 新橋駅前ビル B1F