キロクのブログ

変わりゆく風景やものを単なる私的思い入れで記録中。意外とのんびりしてられない。

建築

旧・軍人会館:九段会館

九段会館(旧・軍人会館)1934年(昭和9年)3月竣工。どんな建築にも歴史や物語があると思うけど、ここも昭和史の舞台となった建築の1つ。 「二・二六事件(1936年・昭和11年2月26日) 」の司令部があったところ。二・二六事件とは、若き陸軍の青年将校たち…

日比谷公会堂と、アーカイブカフェ【閉店】

日比谷公会堂は1929年(昭和4年)に竣工。日比谷公園にあること自体、既に激動の歴史のニオイ。東京の空襲で唯一焼け残ったと言われている音楽ホールと市政会館。 ここから歩いて10分もかからない場所は一面焼け野原になってしまったのですが・・・。奇跡的…

精麦工場を再利用:MOKICHI FOODS GARDEN(茅ヶ崎市元町)

茅ヶ崎は、北口に下りようが南口に降りようが、どっちも目に入るのはチェーン店ばかり。駅ビルも小さい。「ここが湘南?雑誌に載ってるようなおしゃれな店ってほんとにあるんだろうか?わざわざこっちに引越までして住む人達は、何故決めたんだろう?」湘南…

タイムトラベル(1):新橋・堀商店ビル/1945(昭和20)年9月

終戦から70年以上が経ちました。当時を知る人達にとっては、今の東京の街にはもう懐かしさはないだろうし、当時を知らない私たちにとっては、この街に激しい空襲があったことは聞いていても、全く想像がつきません。 今見ているこの場所の終戦直後だった70余…

古い駅舎が好き:海外編(1)台湾

10年くらい前、友人が住む台湾に遊びに行った時、歩きながら何気なくカメラを向けた駅舎の写真。日本統治時代に建てられたものばかり。 旧・高雄駅台湾南部の都市「高雄(カオシュン)」。1940年竣工なので、日本統治時代の終わり頃ですね。(撮影2006年10月…

ニコライ堂@御茶ノ水

御茶ノ水のシンボル的なレトロ建築、ニコライ堂。近代的なビルとの対比もすごくて、ここだけちょっと異空間。正式名称は「東京復活大聖堂教会」で、ギリシャ正教とも呼ばれる「正教会」だそう。 名前も建築もロシアっぽいのでロシア正教会かと思ったら、違う…

古い駅舎が好き:東京編(1)

新しい駅はきれいで便利だけれど、古い駅舎が好き。普段意識していないけど、駅ってその町の玄関口、個人の人生でも、映画や歌のワンシーンでも色んなドラマが生まれ、描かれる場所。誰かを見送ったり、迎えたり、再会があったり。 老朽化や東京オリンピック…

[昭和の名残り]団地のある風景

ここ数年、昭和(戦後)を築いた世代の人達が次々と天国へ行ってしまったことを強く実感していたけど、それに伴ってかどうか、町並みもどんどん変わっていることも実感。新しいものに嬉しくなる一方で、見慣れたものが無くなっていくことに対する寂しさもあ…

[マカオ]夜の景色 (1) 街並み:福隆新街→ポンテ16付近まで

ここは昔の歓楽街、福隆新街。日本でいう「花街」。セナド広場の前を通るアルメイダ・リベイロ通りから少し入ったところなのに、旅館、娼館、博打場、飲食店、阿片窟があったそう。 現在は娼館は廃止され、賭博場も他の地域に移ったため、女性2人でもあまり…

[マカオ]世界遺産巡り(7) 祈りと防衛~天主堂跡→ナーチャ廟→旧城壁→モンテの砦

マカオに来たら、夜に見る世界遺産や古い街並みもいいと思う! 聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊、Ruínas de S. Paulo)。昼と夜に行ってみました。 マカオに来たら、夜に見る世界遺産や古い街並みもいいと思う! 聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊、Ruínas de S. P…

東京タワー(港区芝公園)

スカイツリーにその高さと話題を譲っても、人気を保ち続けている東京タワー。 すごーく久しぶりに行ってきました。 東京在住や在勤だと意外と行かない場所の1つ。 レトロ建築というとデザイン性のあるビルや住宅に気を取られるけど、昭和の建築として代表的…

[マカオ]世界遺産巡り(6) 聖ドミニコ→カテドラル→大堂広場

この教会もきれいに塗り直され過ぎ、建築様式以外はそれほど「歴史」を感じないかも。せめてもう少しレトロな感じはあってもいいかな、「塗り過ぎだよ!!」と思いました(笑)。 気のせいかな、教会はイエロー系に塗り替えられていってるけど、竣工当時は何…

[マカオ]世界遺産巡り(5) リラウ広場→港務局ビル→バラ広場→媽閣廟

これも世界遺産?と見過ごしそうなものも含めて、半日で半分くらいは巡ることができました!見過ごしそうなものって?それがこちら(↓)。これが「リラウ広場」です。ちっちゃ・・・。 大きなガジュマルの木は見事だけれど、どちらかというとその周辺の住宅…

[マカオ]世界遺産巡り(4) 個人の邸宅も世界遺産?鄭家大屋

孫文や毛沢東に影響を与えた思想家&文豪の鄭觀應の邸宅。小さいマカオ半島で4000平方メートルの敷地と、見事な中国建築と西洋建築のMIXに圧倒。 あと、国土面積の違いか、考え方の違いか。日本人は権力やお金を持つと、敷地の広さはもちろんだけど、高い建…

[マカオ]世界遺産巡り(3) 聖ヨセフ修道院及び聖堂→聖ローレンス教会

マカオの世界遺産は(いまのところ)、ごく一部を除いて、教会でも内部の撮影はOKだし、日本のお寺のように拝観料を取ることもないから気軽に観光できました。警備の人もいるけど、監視している感じもなく。 管理人はクリスチャンじゃないので、教会でどうし…

[マカオ]世界遺産巡り(2) 聖オーガスティン教会→ドン・ペドロ5世劇場→ロバート・ホー・トン図書館

世界遺産じゃなくとも見てて面白い町並み。民政総署の横道に入ると、この光景。パステルカラーのポルトガルっぽい建物の隣には、古い集合住宅。マカオは西洋と東洋の文化が入り混じり・・と聞いていたけど、こんなに細かく入り混じっていたとは。 世界遺産も…

[マカオ]世界遺産巡り(1) 民政總署大樓→セナド広場→仁慈堂→三街会館

世界遺産を巡りのスタート地点に設定したセナド広場に向かっていたら、その前に出会った世界遺産「民政總署大樓/Edifício do IACM (民政総署ビル)」。宿泊先のホテル・シントラから歩いて10~15分くらい。 ここは、ポルトガル統治時代から現在に至るまで、…

[台湾]四重渓温泉:清泉日式溫泉館 ~旧・山口旅館(屏東縣・車城郷)

実は台湾も「温泉王国」。南部にある四重渓温泉(スーツォンシーウェンチェン)に行ってきました。台湾北部(陽明山温泉、北投温泉)、南部(泥温泉の関子嶺温泉)にある四大名湯の1つに挙げられ、その水質は台湾で一番いいという高評価。 今回は、日本統治…

[台湾]日本統治時代の建築(3):華山1914(台北市)

台北の光華商場の近く、日本統治時代の酒造工場の跡地だった廃墟をアートスペースにした場所、「華山1914(Huashan 1914 Creative Park)」。芳醸社という日本の酒造メーカーの工場として1914年に建てられ、台湾最大の酒造工場だったといわれている。 光華商…

[台湾]日本統治時代の建築(2):糯米橋(南投縣・國姓鄉)

日本統治時代の建築を見ては複雑な気持ちになることがある。当時の日本人のご苦労に思いを巡らせつつも、台湾の人々にとっては「負の遺産」ではないのかとか、再開発する方が楽なんじゃないかとか。日本では古いものを次々壊して新しいビルや高層マンション…